Bonne Maman

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フランスコラムVol.4 ボンヌママンのふるさとの冬

ボンヌママンが生まれた村から車で2時間のところにある、フランス南西部最大の街トゥールーズ。 レンガ造りの街並みから“バラ色の街”として知られています。中世に造られた修道院や聖堂、商人たちの邸宅など歴史的建造物だけでなく、大学も多く、航空・宇宙開発の最先端都市の一面も持っています。今回は、フランス南西部の冬のおたのしみをご紹介していきます。

クリスマスマーケット 外は-2°Cでも、にぎやか!

11月下旬からクリスマスマーケットが始まり、市庁舎前のキャピトル広場は、お店と人でいっぱいになります。上の写真に見える白い屋根はすべてお店。およそ100店舗近くあり、1日では見きれないほどです。ホットチョコレートやホットワイン、ハム、瓶詰めのフォアグラ、スパイスのきいたスイーツ、クリスマスのオーナメントなどたくさんあります。

広場にあふれるほどのモミの木

フランスでは、ツリーに本物のモミの木を使います。11月の後半になると、街角のお花屋さんやマルシェで、たくさんの生モミの木が30ユーロ前後で買えます。専用マシーンでモミの木をネットで包み、家族で力を合わせて運びます。ライトやオーナメントを飾ったら、ツリーの完成!クリスマスが近づくにつれて、ツリーの下にクリスマスプレゼントが増えていきます。

焼き芋ならぬ焼き栗!

秋から冬にかけて、街でよく見かけるのがマロンショーと呼ばれる焼き栗屋台。専用のオーブンなどでその場で焼いてくれます。 焼きたてを、近くのベンチに座って食べたり、食べ歩きをしたりします。フランスの栗は、和栗と比べて小粒。甘さは控えめで食感は硬く、滋味深い野生的な味です。栗の生産地である南フランスでは、お菓子だけでなくお料理にもよく使います。

栗好きのムシューがつくる簡単モンブラン

モンブランを、手軽におうちで再現できるというレシピがこちら!ムシューが子どもの頃から食べている味だそう。簡単なので、家族のためによくつくるそうです。
フランス人はホームパーティーが大好き!お料理を楽しむというよりは、おしゃべりを楽しむのだそうです。クリスマスには豪華なお料理が並びますが、普段のホームパーティーでは、このようにサッとつくれるものが多いそうです。

フランスのクリスマスは、1年で1番のごちそうが並びます!

約4週間前から始まるクリスマスの準備。クリスマスまでカウントダウンをしながら、たくさんお菓子をつくって、毎日食べます。クリスマスディナーに欠かせないフォアグラ料理は、手づくりする家庭もあるとか。イチジクジャムと一緒に食べるのが定番だそうです。10〜15人くらい家族が集まると、ブッシュドノエルが1mになることも!イブの夜は、クリスマスミサに教会へでかけ、キリストの誕生場面を人形で再現したクレッシュを見ます。フランスのクリスマスは、家族みんなが集まってたくさん食べる、温かいクリスマスでした。

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